小さな取り組みから、大きな広がりへ2008/03/06 17時09分22秒

タオル体操の発表場面
 このブログで何度も登場している「タオル体操」ですが、先日私が勤務している特別支援学校の「お別れ会」という全校児童生徒と保護者が参加する大きな集会活動で、発表することができました。

 この「お別れ会」というのは、高等部を卒業する高3の生徒を祝うために、各学部(小学部・中学部・高等部)と保護者そして教員がそれぞれ約20分の出し物をするという、この時期恒例の学習活動です。
 各学部ともこれまでの学習の成果を発表する機会としてとらえ、劇をしたり合奏をしたりと、いろいろな活動が展開されました。

 私が所属する中学部では、運動会のときに取り組んだ表現ダンス、音楽の時間に練習してきたトーンチャイム、そして中学部の先生方が「是非これを見てもらいましょう」と強く推薦してくれた「タオル体操」の3つを発表しました。
 音楽の時間に繰り返し楽しみながらしていたタオル体操だけに、本番でも子どもたちは全員うれしそうに、中には勢い余って飛び跳ねながらタオル体操を披露することができました。

 終わってから、高等部の先生が「あのタオル体操は高等部でもしてみたいですね。ぜひムーブメントを教えてください。」と言っていただきました。

 中学部だけで小さく取り組んでいた体操も、子どもの生き生きとした動きと表情が成果として現れ、それが大きな舞台での発表につながり、そして他の学部にも広がっていくということになりまたし。
 またこれから新たにムーブメントの風が、本校にも吹いてきそうです。
カウンター