音楽の授業でムーブメント2008/01/24 20時44分59秒

 ムーブメント愛媛支部の定例学習会では、去年の9月から必ず活動の始めに「タオル体操」を取り入れるようにしました。スタッフが考えたオリジナルの体操で、「世界中の子どもたちが」という曲に合わせて、タオルを使って2パターンの体操します。ストレッチがメインの「ダンスバージョン」と体を洗うような動きの「お風呂バージョン」です。ねらいは、
○身体意識の向上を図る。
○身近にある使い勝手のいいタオルで体を動かすことの楽しさを知る。
○風呂に入った時、自分でタオルを使って体が洗えるようになる。
です。
 毎月1回のムーブメント活動ですが、年間通してタオル体操を継続して取り組み、少しずつ経験を積み重ねていけば、できるようになると願っています。

 さて、そのタオル体操ですが、初めて学校の授業で実施しました。先日学校の音楽の時間に、「世界中の子どもたちが」の歌を歌う時間があり、ただじっと座って歌っていただけなので、『せっかくだから、タオル体操で体を動かしながら楽しく歌おう』と思い音楽チーフの先生に相談しました。音楽授業のチーフの先生は、去年のムーブメント教育夏期セミナー松山会場に参加された方なので、ムーブメント教育に大変理解があり、即OK!。早速教室にある折りたたみ練習用のタオルを音楽室に人数分持って行き、タオル体操を行いました。
 最初は、モデルとなる私の動きを見ながら何とかタオルを操作していましたが、2回目になると笑顔いっぱいで楽しそうにタオル体操をしていました。声が出ない、あるいは歌うのが難しい生徒にとって、みなと一緒に歌う時ただ立ってじっとしているというよりも、ムーブメントで遊具を操作しながら体を動かして歌う時の方が、とても生き生きとした表情でした。ここにムーブメント教育のよさがあるように思いました。

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